歩きたくなる町 建物と道路の関係
近代では道路があってそこに建物が建つというのが街形成のパターンやけど、中世では建物が道路を形成していた。
ヨーロッパでは公共空間を囲っている建物の表面は公共のものという考え方がある。
それは、建物が都市形態を形作るといった意識を強く住民が共通認識として持っているからや。
建物で囲まれた空間が通りであり 、建物の表面によって市街地の外部空間が形成されている。
建物は連担しており、通りと建物が一体となった町となっている。
建物で囲まれた空間が通りのチュニジアのシディ・ブ・サイド。
古くから自然に出来上がってきた町では、街路が直線的に通り抜けてしまわず、町の中でカーブしたり、折れ曲がったり、T字路になったりすることによって視覚的に適度に閉じられることにより心落ち着く空間がつくられる。
ポルトガルのギマランイスの通りは折れ曲がっている。
カーブした道で視覚的に閉じられ落ち着きのある空間を形成しているクロアチアのザグレブ。
正面の建物によりアイ・ストップが生まれ、通りは折れ曲がっているイギリスのコヴェントリー。
中田英寿がイタリアでのサッカー選手時代、チームメイトが練習後に毎日のように散歩に誘ってきたらしい。
イタリアでは広場や街路などの街空間は、プライベート空間やパブリック空間ではないサードプレイス空間として多くの人との交流する舞台であるということや。
中田の住んでたイタリア・フィレンツェの街。
日本には一体どのくらいの町が、散歩したい、町歩きしたいと思う空間を形成してるんやろうか!?
チェコのチェスキー・クルムロフ。こんな町空間なら散歩も自然とするんやないやろうか。
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