カルカッタ商人と物々交換
カルカッタの観光も行きたい所はだいたい行ったから、後は夜の電車まで暇つぶしをせなあかん。
とりあえずサダル・ストリートまで帰ろう。
するとサダル・ストリートでまた一人のインド人が声を掛けてきた。
彼の名前はRahul(ラフー)でイスラム系のインド人で、ラフーもまた日本に住んでたらしく今は就労ビザの延長の関係でカルカッタに帰ってきてるらしい。
JALで働く日本人彼女がいて、彼女の父はエリート警官。
彼女の親父が恐いらしいけど、結婚を考えて付き合っているらしい。
日本語はかなりペラペラで、俺がちょっとだけ英語話せるのが分かると英語と日本語を混ぜて話し、まさにルー大柴状態である。
そんなラフーとルー語での会話は結構弾んだ。
イスラム系のラフーはちょっと今までのインド人とは違い、チャラ男風でおもしろい。てゆうても真面目な奴だと思う。
ラフーと喋ってる時に通り過ぎていった羊の群れ。
ほんで結構喋ってから終にこの言葉が出ました。
キタ―――(゚∀゚)―――― !!
俺の叔父の店があるんやけどそこに日本の写真とかがあるから遊びに来ないか?
うーん。怪しい。でも、暇やしおもろそうやんけー!行く。
どんなとこに連れて行かれるんやろうって思ってたけど連れて行かれた場所は、ローカルな雰囲気の漂うお土産屋さんが並ぶところ。
「さぁ、ここが店だ。」「そうなんや。アクセサリーあるねんな。」「でも、君はお客さんじゃなく友達やから上に上がってくれ。」
靴を脱いで上に上がるのはちょっと恐かったけどまぁいけるやろう。
「さぁ、奥に座ってくれ。」
階段側ではなく奥に座らされ、これではもしもの時に走って逃げられへんな。
「これが商品のストールとかショールだ。パシュミナにシルクに最高の物だ。」
「この100%パシュミナがメッチャ暖かくて最高に質のいいものや。」
「ところでパシュミナって何や?カシミヤ?」「カシミヤじゃなくてパシュミナ。」
何かよう分からんけど良い物らしい。
「商品は分かったけど、日本の写真見せるからおいでってゆうたやん!?」「そうやったね。見せるよ。」
確かにラフーが映ってる東京の雷門とかいろんな写真があった。
ラフーのゆうてることは全てほんまなんかな!?
最初はいらんってゆうててんけど、お土産もいるし、せっかくやし買って上げよう。
別に騙されててもいいや。これも思い出やし。
「これナンボや?」「2000Rsや。」「高いな。」「じゃぁいくらだったら買うんだ?」
ここで普通の人なら遠慮して1500Rsなら買うよってゆうやろうけど、俺は大阪人や。
「500Rsやったら買う!」「そんな価格で売れるわけないだろ。インド人でも買えないし、儲けも全くでない。1500Rsでどうだ。これ以下は無理だ。」「いやいや兄さん、1300Rsぐらいでいけるやろ。」「これ以下なら買って貰わなくたっていい。1450Rsで最後だ。」「うーん、思ったより下がらんかったけどそれで手を打とう。」「日本円でも払えるしお釣りはルピーで出すよ。」「レートは?」「これだ。」「レート悪いねん。今日両替した時はこのレートやったぞ。」と言ってレシートを見せると「分かった。そのレートでしよう。」
最後まで大阪人の値切り魂とインド人ラフーの商売魂がぶつかり合ったけど購入した。
さぁ土産も買ったし、行こうかなと思うと今度はその店のオーナー(ラフーの叔父)が俺の時計を見てそのデザインめっちゃカッコイイなってゆうてきた。
「俺はそのデザインが最高に気に入った。その時計をくれ。」「あかんよ。」「店の商品でどれでも好きなやつをあげるから。」「そんなにこの時計が欲しいん?」「そうだ。そのデザインはインドでは手に入らない。」「このストールなんてヨーロッパ人には$250で売るんだ。」「そんなに高いのこれ?」「ヨーロッパ人は金持ちだからな。でも、本当にいい商品だ。」
その俺の時計とゆうのはただのSwatchで¥15,000ぐらいのもの。
しかも四年半も使ってて日本で売るならば1円にもならないようなものやと思う。
デザインはまぁまぁかっこいいけどね。
実はインドに来る前にこの時計していったら何となく、時計くれってゆわれる気がしてたし仲良くなったらあげてもいいかなぐらい思ってた。
「オヤジがそこまで欲しいってゆうんなら交換してやろうじゃないか!その$250のショールと。」
ほんまはもっと高い時計やって嘘付いて値段を上げようと思ってんけど、さっきにラフーに時計ナンボなんって聞かれて1万円ぐらいって言ってしもてた。
「この時計は1年半しか使っていないんだよ。」
俺はちょっと嘘をついて、近年稀に見る物々交換をした。
ほんじゃ今度はラフーが俺の被ってる帽子を見て、それが欲しいと言い出した。
「じゃぁこれも交換な。」「いいじゃん、その帽子気に入ったからくれよ。」「この帽子1万円ぐらいするねんぞ。」「嘘付くなよ。」「ホンマやし。」「あっホントだ。俺の財布と同じタケオキクチだ。」「せやろ。だから高いねんて。」
帽子は実はあんまり換えたくなかったけど、ラフーの方が俺よりその帽子が似合ってたので交換してあげることにした。$180の売値だと言うショールと。
実際ナンボで作ってるパシュミナ&シルクか分からんけど、俺もいらんもんと交換したんやから問題なし^^
(日本でネットでインド産パシュミナ調べたら結構ええ値してるな。)
こいつがチャラ男風のラフー。帽子被らせればよかった(((o≧▽≦)o
一緒に写真も撮ろうって言うと女みたいな奴だなって言われながら撮った。
メアドを交換して気分良くサヨナラ。
ラフーと他にもいろいろ店を持つというオーナー。
なかなかおもしろかった。
サダル・ストリートに戻り、ほんまの人力車版のリクシャワーラーを撮り、10Rsと言われるも無視してハウラー駅に向かった。
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ラフーさんは、面白そうな人ですね。
物々交換と言うのは、交渉が、上手ですね~。
戦利品ですね。
通り過ぎた、羊飼いさんは、棒を持って、スカートみたいなのを巻いて、いかにも羊飼いさんですね☆
インドは、なんでもありで、楽しいですね♪
投稿者: cocoa | 2008年08月05日 07:55
>cocoa
ラフーはおもしろい奴でしたよ。
初めて物々交換なんてしましたね。
お互い騙しあいでしょうけど自分が納得してしてることやし、それも思い出です( v^-゜)
投稿者: Kj | 2008年08月05日 20:51